【十二ヶ月の句盃】
俳句は、自然を見つめ自然を思う日本人の感性と日本語が凝縮された世界。 その俳句を、より身近に感じて頂きたい。 俳句の中の自然観季節感をカタチあるものに表現したい思いから、この「句盃」は生まれました。 誕生月の句やお好きな句とともに、 ご自分への、大切な方への贈り物にしていただけましたら幸いです。
この小盃の絵柄は「蕗の薹」をデザインしたものです。
12ヶ月の中の2月の絵柄です。
「蕗の薹」春の季語
蕗の薹土を這い出す芯を持つ
俳句作家上野貴子の俳句のモチーフからこの器の絵柄が生まれました。
品切れの場合はご注文から1ヶ月程お時間を頂いております。
ひとつひとつ手作りですので絵柄や風合いが微妙に異なることをご了承下さい。
【モチーフについての歳時記】
早春にいち早く咲く蕗の薹。
地中から萌黄色の花茎をだし、その外側は大きな鱗の様な濃赤紫色の葉で幾重にも包まれている。
食べるとほろ苦く風味があり、蕗味噌や天婦羅などにする。
雄雌異株で、雄花は黄白色、雌花は白色。
「蕗の薹」の他に、「蕗の芽」「蕗の花」「春の蕗」などと言い俳句では春の季語である。
蕗の薹の効用は、苦味が健胃に効き、痰を消し咳を治すという。