【十二ヶ月の句盃】
俳句は、自然を見つめ自然を思う日本人の感性と日本語が凝縮された世界。 その俳句を、より身近に感じて頂きたい。 俳句の中の自然観季節感をカタチあるものに表現したい思いから、この「句盃」は生まれました。 誕生月の句やお好きな句とともに、 ご自分への、大切な方への贈り物にしていただけましたら幸いです。
この小盃の絵柄は「桃の花」をデザインしたものです。
12ヶ月の中の3月の絵柄です。
「桃の花」春の季語
一重八重源平の花桃の花
俳句作家上野貴子の俳句のモチーフからこの器の絵柄が生まれました。
品切れの場合はご注文から1ヶ月程お時間を頂いております。
ひとつひとつ手作りですので絵柄や風合いが微妙に異なることをご了承下さい。
【モチーフについての歳時記】
桃の花には一重と八重があるという。『万葉集』の頃からその美しさは愛でられてきた。
古くは中国や日本で、邪気を祓う霊力があるとされて珍重された。
単に「桃」と言うと桃の実を言うくらいに、桃の実は甘くみずみずしい。
「水蜜桃」「白桃」などという秋の季語もある。
しかし、丸い花弁がピンク色で可愛らしく、一枝に幾つも花を付けるので、子宝に恵まれると言われる。