【十二ヶ月の句盃】
俳句は、自然を見つめ自然を思う日本人の感性と日本語が凝縮された世界。 その俳句を、より身近に感じて頂きたい。 俳句の中の自然観季節感をカタチあるものに表現したい思いから、この「句盃」は生まれました。 誕生月の句やお好きな句とともに、 ご自分への、大切な方への贈り物にしていただけましたら幸いです。
この小盃の絵柄は「蝶」をデザインしたものです。
12ヶ月の中の4月の絵柄です。
「蝶」春の季語
風を見る羽ばたく蝶の玉響に
俳句作家上野貴子の俳句のモチーフからこの器の絵柄が生まれました。
品切れの場合はご注文から1ヶ月程お時間を頂いております。
ひとつひとつ手作りですので絵柄や風合いが微妙に異なることをご了承下さい。
【モチーフについての歳時記】
蝶々は春のイメージの代表です。小さな羽の可愛らしい紋白蝶や紋黄蝶が菜の花やお花畑で飛んでいる姿は、光を纏った天使のようですね。うららかな春の象徴です。
蝶は「てふ」と今でも旧仮名遣いで俳句では良く書かれます。「てふてふ」と言うとまさに可愛く蝶々らしいですね。俳句では他に
「胡蝶」「初蝶」「蝶生る」「蝶の昼」「蜆蝶」などの季語があります。
「揚羽蝶」や「黒揚羽」など大きな蝶は夏の季語となります。