【十二ヶ月の句盃】
俳句は、自然を見つめ自然を思う日本人の感性と日本語が凝縮された世界。 その俳句を、より身近に感じて頂きたい。 俳句の中の自然観季節感をカタチあるものに表現したい思いから、この「句盃」は生まれました。 誕生月の句やお好きな句とともに、 ご自分への、大切な方への贈り物にしていただけましたら幸いです。
この小盃の絵柄は「水芭蕉」をデザインしたものです。
12ヶ月の中の6月の絵柄です。
「水芭蕉」夏の季語
遠きほど人待ち顔の水芭蕉
俳句作家上野貴子の俳句のモチーフからこの器の絵柄が生まれました。
ひとつひとつ職人が手作りで仕上げておりますので、風合いや柄のイメージが多少異なります。
細かなデザインにご質問がありましたらお問合せ下さい。
※只今、販売しております商品が木箱入りの大きな写真のデザインとなります。
【モチーフについての歳時記】
山間部の湿地帯に群生する
水芭蕉は、俳句では夏の季語です。
白くて可愛いエボシの様な花は実は仏炎苞(ぶつえんほう)で黄緑色の芯のような部分が花穂になります。
花の後に大きな芭蕉の葉に似た葉が伸びて来るのでこの名がついたようです。
近畿地方から北部に自生していて、
戸隠しや
鬼無里が観光地としても有名。
その他には北海道の湿原や山梨の
境川では日本で一番早く咲き始めるといわれています。